IPGが持つ膨大なデータを扱う情報技術者として
もっと面白いアイディアを主体的に提案していきたい
データ戦略本部 開発部 エンジニアチーム
H.F
Profile
2013年に大学進学に伴い、山口から沖縄に移住。琉球列島の生物多様性に魅了され昆虫採集に熱中するあまり、大学を一年で中途退学。その後、建設作業員などのアルバイトで生計を立てながら、趣味として琉球列島の昆虫調査に取り組む。2018年より環境調査会社でアルバイトを始め、2021年に独立。環境調査員として公私ともに沖縄の生物と環境の調査に関わる。2023年に趣味の競技プログラミングが縁で、株式会社IPGに入社。
IPGで働きたいと考えた理由を教えてください
カジュアル面談の際に「IPGのエンジニアチームのメンバーは、本当に情報技術が好きなんだな。」と感じたことが一番大きな理由かもしれません。
また、エンターテインメントコンテンツに関する大量のメタデータの活用というテーマは、趣味の競技プログラミングで最適化の問題を楽しんできた私にとっては、非常に面白そうに思えました。
プライベートとの両立という観点でも、魅力的でした。私はライフワークとして琉球列島の昆虫の調査に取り組んでいますが、IPGであればリモートワーク体制と遠隔地採用のおかげで、沖縄を拠点に離島を巡る生活を継続できます。兼業をすることも可能なため、環境調査員の看板も残すことができました。
具体的に、どのような業務を担当されていますか?
放送局様やVOD事業者様からお預かりしているコンテンツ情報同士の紐付けや、それらの情報とIPGのメタデータの紐付けなど、エンターテインメントコンテンツに関する様々な情報同士の紐付けを効率化するプログラムの開発が、私の主な業務です。
社内システムに機械学習を導入するプロジェクトにも関わっていて、機械学習の成果を活用するためのAPIやUIへの機能追加に取り組むこともあります。
新たに開発されたVOD管理用の社内システムの改善に関わることも、最近は増えてきました。
業務で扱う技術領域の幅広さが、IPGのエンジニアチームの楽しいところだと思います。
入社前に想定していたことと、実際に働いてみてギャップを感じたことを教えてください
プログラマーとして働くのはIPGが初めてであり、事業会社のシステム内製チームという立場に求められる姿勢と動きについて、入社前は全くイメージができていませんでした。趣味開発の延長といった感覚で、作るもののお題が与えられて、それを締切までになるべく綺麗に作れば良いのだろうと考えていました。
しかし、実際に働いてみると、先輩方がシステム内製の価値の最大化を常に意識している姿に驚きました。具体的な例を出すと、検証サイクルを回すためのスピード感を大切にした開発や他部署との積極的なコミュニケーション、自社事業に対する主体的な姿勢などです。
内製の価値の最大化というテーマについては、入社して一年近く経った今もまだ理解が浅いため、これからも先輩方から学んでいきたいと思っています。
今後の目標について教えてください
まずは情報技術者として一人前になることが目標です。少年時代から、趣味として細々とプログラミングで遊んできたものの、職業プログラマーとしてはまだまだ力不足であることを日々痛感しています。業務や趣味を通して研鑽を積みたいと思っています。
もうひとつは、自社事業についての理解を深めることです。事業会社に所属する情報技術者として、自社事業についてよく知る必要があります。
これは曖昧でふんわりとした未来像ですが、情報技術者としても、またIPGのメンバーとしても一人前になった上で、技術的にも事業的にも面白いアイデアを主体的に提案できるような人物になりたいと思っています。
採用候補者へのメッセージ
IPGが持つ膨大なデータには、まだ誰も気付いていない面白い活用の仕方がきっと沢山あるはずです。そして、このデータを扱うことは、情報技術者としてとても面白いチャレンジだと思います。興味を持たれた方は是非ご応募ください!